宇宙の片隅の誰もしらない冒険2、ファンタシースターオンライン。

その冒険のことは忘れない。

セガさんが世に送り出した家庭用ゲーム機向けオンラインゲーム。
ドリーム・キャスト専用ソフト、ファンタシースターオンライン。

家庭用ゲーム機市場はPlayStation2が優勢で。
格安のDVDプレイヤーになるという付加価値効果もありドリーム・キャストは苦戦していた記憶です。

わたしもPlayStation2は所持していましたが。はて。
ゼノ・サーガの1を遊んで以降の記憶がない。

「イナズマ・ブロー!!」は、覚えてる。
PlayStation2のRPGで一番カッコイイ必殺技。

シオンさんは才女カッコイイヨネ。
いまひとつ理解が追いつかなかったのだけれど、KOS・MOSの親御さん(開発者)ということでいいんだよね?
 
  
ファンタシースターオンラインは名前にオンラインとついていますが、ちゃんとオフラインモードが付いています。
良いも悪いも話題にされている2の方には無くなっちゃったんですよね。
オフラインモード。

オンラインモードがネットワーク回線を使ってサーバー越しに中身入りで遊ぶモード。
オフラインモードがぼっちが肉のまま遊ぶモードです。
なんか変な説明な気もしたけれど気にせず続き。

舞台は宇宙。
確か移民船団の第二陣であるパイオニア2が、先発隊であるパイオニア1から惑星発見の報告を受けて現地に到着したところからお話は始まります。

惑星の名はラグオル。

この辺りはオープニングムービーになってるところですね。
特にセリフとかないのですが、
惑星ラグオルとパイオニア2が交信するような演出があって、突如惑星の地表で爆発が起こります。

パイオニア1とパイオニア2は大きな宇宙船で、先発隊のパイオニア1には様々な事態に対応できるよう、強力な武器で武装した軍人も多く乗船していたそうです。
対してパイオニア2は最大の目的である移民を目的としており、一般人がその大多数を占めていました。
また、パイオニア1は惑星ラグオルでの拠点開発のため、船そのものを資材として利用していました。
パイオニア1が宇宙でパイオニア2を出迎えなかったのは、そもそも船としての形ではなくなっていたせいなんですね。
この辺りの設定は確か設定資料集か何かで読んだ記憶です。
ちゃんと作ってるんだなぁって、感動した思い出。

さて、交信不能となった惑星ラグオル。
パイオニア2には軍人が殆ど乗船しておらず、安全確保の任を担っていた頼みのパイオニア1ももう存在しません。
パイオニア2を取りまとめる総督府はハンターズに調査を依頼します。

ハンターズというのはえーっと、何でも屋なのかな。
この辺りちょっと記憶が薄めです。
ハンターズギルドが依頼を受け、所属するハンターへの依頼を仲介、結果によって報酬を受け取る。
私設軍隊というよりは、もめ事を解決する組織のような感じに見えました。
プレイヤーはハンターズ所属のひとりとして、惑星ラグオルに降りるようになります。

連絡の取れない惑星ラグオルへは一般人の渡航許可が下りなくなっているんです。
パイオニア2は惑星ラグオルの衛星軌道上に留まり、許可を得た者だけが惑星ラグオルに行くことができる。

このため、ハンターズに惑星ラグオルへ連れて行って!的な依頼がきたりします。
例えばジャーナリストさんとかから。(ダイエットの協力依頼もあったような気も・・えーっと)

ファンタシースターオンラインのシナリオはスゴク簡素です。
めいっぱい不幸と運命をモリモリに盛ったアタシカワイソウダちゃんは出てきません。
(このタイプのお話になったのはポータブル2以降でしょうか)

どちらかというと、些細な出来事や、何かの一部的なお話が多いです。
あのあと彼は、彼女は、どうなったのだろうって。
何かのきっかけで思いを巡らせるような。
SF映画にあるような、結末をぼやかした感じのお話。

わたしはこの雰囲気がスキでした。
宇宙の果て、明日には死ぬかもしれないような環境で、昨日今日出会った関係。
だからこそ入れ込まないし、ありがとうの一言に重みがあると思うのです。
簡素とは書きましたが、決して人間味がないわけでも、お話がつながっていないわけでもないんです。
むしろ明確にある未来へとお話は進んでいきます。
誰もが望まない最悪の結末へ向かって。
 
  
ファンタシースターオンラインはプレイヤーキャラクターを自由に作ることができます。
昨今のリアルな造形やアニメちゃんなところまでは無理ですが、それもで種族・性別・身の丈やカラーリングと充分個性を出すことができました。

もちろん名前を自由に決められます。
名前には呼び名を決める効果のほかに、セクションIDを決定する効果がありました。
セクションIDというのはレア・アイテムの出土テーブルを決める要素になっており、セクションIDごとに異なるレア・アイテムがドロップする仕組みになっていました。(基本的なものは偏りがあるくらいで、本当のレアなものはIDごとに出る、出ないまで決まっていました)

このセクションIDはオンラインでプレイする際のルーム作成者(部屋主)のセクションIDが採用される仕様になっており、ほしいレア・アイテムのセクションIDの方を誘って部屋主になってもらったり、誘われたりといったことが日常的に行われていた記憶です。
(スカイリーのチェインソード祭りとか、懐かしいよね。わたしのメインさんはブルーフルでレア日照りでした)

あとはマグという相棒がいるのですが、このマグさん、生きている設定なんですね。
最初は肩に乗るくらいのサイズのオニギリみたいなフワフワ浮いているだけのタダ飯食らいなのですが、しばらくすると進化して形状を変えます。
このパターンが数十だかあって、エサの食べ合わせに苦労して好みの進化形態を目指すのが1つの楽しみになっていました。

オンラインでは人気のあるマグを作って交換でやりとりしているマグ屋さんなる方々もいらっしゃいましたっけ。
(いちばん人気はなんだったろう?EP1だと無敵時間のあるアプサラス?ソニチも人気でしたね。シャトは後期だったような。わたしはマドューさんとかドュルガーさん、お口がかわいいナーガさんあたりを好んで連れてました)

あと、最初に装備したひとのメインカラーか何かでマグの基本カラーが決まるんです。
この仕様のおかげで、オンラインでつけたい色のメインカラーの方に声をかけてマグの色付けをお願いする光景もよく見られました。

マグとは何で、何で出来ているのか?に関しては、あるクエストで語られます。
話を進めると結構シンドイ話になるのですが、この辺りもシリーズの中ではちゃんとSFしているところだと思います。

キャラクターメイク時に選択できる種族に関しても、決して綺麗にできたものではないのです。
差別とか、利己的な理由によって生み出された種族の背景は、前ファンタシースターシリーズでも語られていますよね。
次回作のユニバースではもう少しこの辺りの設定が突っ込んで描かれていて、いろいろと叩かれることの多いファンタシースターユニバースですが、わたしはスキです。

うーん。
なんか想像していたのより暗いストーリーなの?もっと勇者さまが崇められる的なものかと思ったのにーという声も聞こえそうですが。
映画で例えればエイリアンとか、ブラックホールとか、あのへんなのかな。
元々ファンタシースターはスターウォーズあたりを意識して作られたタイトルのような気がしています。
ファンタジーな世界観にSF要素が混在している的な。

対してファンタシースターオンラインってもう真っ黒なんですね。
音の無い宇宙と、希望の無い未来と、その奥深くで待ち受ける恐怖。
フォトンという発光兵器と、物悲しい結末。

説明が長くなってしまいました。
さて。

わたしはネタバレ許さないマン(今日はそんな設定ね)なのでまずはオフラインでシナリオをクリアしようと決めていました。
既にテレホマンとの契約は済んでいたので直ぐにでもオンラインで始められたのですが。
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 /´∀`;::::\<  呼んだ?
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またあとでね。

ファンタシースターオンラインは画面の切り替え時などに、ワープゲートを通っているような演出で光の道を通っているような画面が見られます。
もうこのあたりからぎゅんぎゅんテンションがあがってくるわけです。
ワープだー、ワープだー、すげーみたいな。(←あたまわるそう)

最初に降り立つのはパイオニア2のシティで、そこでは連絡を絶ったパイオニア1のクルーを心配する声が溢れていて。
ここでレッドリング・リコのお話を初めて聞くんですよね。
ネタバレになっちゃいますので、シティのお話はこのあたりで切り上げます。

依頼を受け、惑星ラグオルに降り立つといよいよ冒険の始りまりです。
もうボタンが多くて最初大変でした。
アクションRPGって、いつの間にか扱うボタンが2桁標準になりましたよね。
ファンタシースターオンラインはアナログ・スティックで移動して、十字キーでメニュー選択と武装切り替え、Lでロックオン、ボタンは決定キャンセルのほかにショートとヘビーの2つの攻撃ボタンだったかな?

攻撃はこのショートとヘビーの組み合わせで基本戦闘を組み立てるんです。
昨今の高速戦闘アクションとは異なり、基本プレイヤーキャラは立ち止まって攻撃します。
いわゆる位置取りが重要なアクション要素になっているんですね。

攻撃ボタンも押すタイミングで威力が変わったりするため、テンポよくボタンを押したり、相手がのけぞる効果がある攻撃もあるため、それらをうまく組み合わせて1対多の戦いを繰り広げます。
このあたりの調整は長年アクションゲームを作られている中さんのセンスが光っている気がします。
ソニックやナイツを作られた方なんですもんね。

マーク3版の初代ファンタシースターも中さんがプログラムでしたっけ。
中さんは今、スクウェア・エニックスに勤務されていて。(新作たのしみにしてます!)
一度だけお姿を拝見したことがありますが、優しそうな方でした。
 
 
お話をファンタシースターオンラインに戻しますね。

ひーこら言いながら何とか敵を倒すと武器やアイテムがドロップします。
地面には、ばっちい血の跡も残ったりしますが、気にせずいただくものをいただきます。

実はこの武器やアイテム、プレイヤーが装備可能な品モノなのですが、ちょっと冷静に考えるとおかしいんです。
だって見かけモンスター。

モンスターだから銃とか剣で容赦なくころしてしまうのですが、そこからプレイヤーが装備できる品が落ちる。
それもプレイヤーが入手できる武器よりも数段強い武器や防具などの装備品。

この疑問はちゃんとゲーム中で説明されています。
ただのテキストなので、見逃してしまうかもしれません。
見逃しても一切ゲーム進行には困りません。

でもその理由が分かった時、惑星ラグオルで起きていることの異常性を、プレイヤーは知ることになります。

ちょっと長くなってしまったので次回に続くよ。