勇気を力にかえる金色の鎧、ドルアーガの塔。

(この記事は2020年の2月1日の記事をリライトして分割したものです。)

ドルアーガの塔とか、あの辺かな。
ゲームはクリアするものだって意識したのは。

エンディングというものがゲームの最後にあるらしい。

そこにたどり着くのが目的で、そこにたどり着ければゲームがクリアという状態になる。
そもそもゲームをクリアするなんて、スコアをカンスト(カウンターストップのことで、それ以上数字が増えないこと)する以外なかった気がします。

これって、どこのメーカーが始めのだろう。
ゲームオーバーになっていないのにゲームが終わる。
メーカー的にはそちらの方がうれしい気もする。うん。

あれ?
元々そういうものだったのかな。
スゴイぞ歴史が動いた!的な気がしたけれど。

ゲームって、無制限に敵が強くなって人間がギブアップするまで付き合ってくれるフレンドリーなイメージ。
いや、それフレンドリーって呼ばなくない?とも思うけれど。

何となく、そこに相手がいる方がうれしいこともあるかなって。
うん。ボッチは思う。
 
 
そうだ。
ドルアーガの塔で全てのフロアーをクリアすると、エンディングがあった。

この頃のゲームセンターにはお客さん向けの交流ノートとか置いてあって。
ノートにはボールペンも添えてあって、みんな思い思いのことを書いていた。

めちゃめちゃ絵のうまいひとがイラストを残されていたり。
どこで知り得たのか誰も知らない裏技が書かれていたり。
たわいもないクスリと笑ってしまうような言葉が残されていたり。

特定の誰かにではなくて。
そのノートを見る人に向けて、仲間へ向けて、みんながメッセージを残した。
わたしはそんな交流ノートがスキだった。

当時のゲームセンターは不良のたまり場と大人たちに言われた。
実際に暴力や恐喝行為などが行われていたことも知っているし、わたしもお金をとられた側。
大人たちの言ってことはウソではない。
それでも、わたしたちは胸をはってゲームセンターへ通っていた。

目には見えなかったし、言葉にはしなかったけれど、そこにはあったから。
もう無くなってしまったそれは、確かにそこにあったから。
 
 
ドルアーガの塔に関しても、交流ノートには沢山の書き込みがあった。

謎解きアクションRPGなんてそれまでのゲームセンターにはなかったから。
当時それはもう話題だった。

各面のクリア自体は鍵を入手してから出口に向かえばよかったのでルールは難しくない。
ですがキャラクターを強化する方法が宝箱からのアイテムのみ。
先へ進むほど敵が強くなる為、キャラクターの強化は必須。
その宝箱といえば60階それぞれに出現させる方法が異なり、その出現方法はインストラクション・カード(アーケード・ゲームのマニュアルみたいなもの)にも書かれておらず謎。

最初にスライム3匹倒すと宝箱が出て、その次はブラックスライムを1匹?でしたっけ。
壁をカッパーマトックで叩く(これをやるとアイテムが壊れちゃう)とか。
だんだん「無理、そんなの気づかない」系が増えていく。
しまいにはスタートボタンを押すとかあったような・・。
アーケード・ゲームのスタートボタンを押すなんて方法、気づいたひとはどうやって発見したのだろう・・。そっちの方も謎。
 
 
そうだ、当時だからハイドライドはあったのかな。
ハイドライドも謎解きアクションRPGの走りですよね。
半キャラずらしの話題とか「す、すごい技の話をします!」みたいなテイストで語られていたような思い出。
いまにして思うと何で半キャラずらすとダメージを受けなかったのか分からない。

ぬう。
キャラクターのコリジョンではなくて接地面積で判定していた。
つまり半分しか接触していない状態を接触と認識していないからなのかな?
謎だ。
パソコンサンデーあたりの時代には謎がいっぱいだ。

うーん、パソコン向けのアクションRPGの走り・・はドラゴンスレイヤーの1?
倉庫番のような画面というくらいしか知らない。(←ひどいかんそう)
ザナドゥはドラゴンスレイヤー1よりは後ろのイメージだけれど。はて。

アクションRPGは人気ジャンルではありました。
ですがそれをアーケード・ゲームに落とし込むことに成功しているのがやっぱり、ナムコさん凄いなって。
わたしは結局ドルアーガの塔のアーケード版をクリアできず、MSX版でクリアしました。
攻略本も買った気がするよ!
この頃は攻略本も読むの楽しかったなー。

って、あれ?
自己攻略のひとがいたような気がするけれど。
ええと。
 
 
・・・。

ど、ドルアーガの塔は最上階に囚われている幼馴染を助けに行く主人公のお話です。
幼馴染は巫女さんなんですよね。

ナムコさんでも人気上位のおねーさんだったはず。
みんな巫女スキーだから。

同社のアーケードタイトルで人気あった女性陣だと、えーっと、カイさん、モモさん、アリーシャさん、レイラさんあたり?
アリスさんとか、アチャさん、天現寺ひろみさんも入れないと怒られる?
あ、ワルキューレさんもシリーズ後作でアーケード参戦してたっけ。
バラデュークの中身も女性だったような・・?もう思い出せないや。

ん、上のメンツだとバーニングフォースとフェリオスは携帯ゲーム機のEvercade向けのナムコミュージアムに収録されてる。
Evercade実はすごくて、その他のラインナップも「お前とはうまい酒が呑めそうだ。」なチョイスでもう、いろいろアレなんですよ。
ナムコミュージアム1にはギャラクシアン、パックマン、ゼビウス、マッピー、ディグダグ、スターラスター、リブルラブル、Quad Challenge、BATTLE CARS、METAL MARINES(日本名:ミリティア)、マッピーキッズが収録。
ナムコミュージアム2にはギャラガ、ドルアーガの塔、ワープマン、ディグダグ2、バーニングフォース、パックアタック、ドラゴンスピリット、フェリオス、WEAPON LOAD、スプラッターハウス2、スプラッターハウス3を収録。
もう発売したのかな?
ちょっとほしいよね。

ドルアーガの塔のシリーズとして、幼馴染の巫女さんことカイさんを主人公にしたファミコン向けタイトルもありましたっけ。
ドルアーガの塔よりも前の時代を舞台にしたアクション・ゲーム。
Quest Of KIかな。
ふわふわした慣性を操って戦わずに塔の最上階を目指すジャンプ・アクション。
これは自己攻略したよ!ほんとうだよ。

その後ゲームボーイでもシリーズのタイトルが出てました。
攻めCOMダンジョンドルルルアーガ。
買った記憶はあるけれど、遊んだ記憶がない。
ちょっと面白いジャンルになっていたような記憶がある。
 
あとドルアーガの塔には小説版、ゲームブックと文章メディアでの展開もありました。
しっかりとしたストーリーがあるんですよね。
 
 
わたしが当時のことで強く記憶に残っているのは、
主人公が身に着けている金色の鎧があるのですが、「勇気を力に変える金色の鎧」みたいなくだりがあって。
すごく惹かれたのを覚えています。

勇気があれば何でもできる。
子供の頃って、勇気とかに憧れる時期がありますよね。
しばらくすると汚い大人になって、当時の思いを忘れちゃうのだけれど。

辛いな。

勇気の鎧。

あの日、わたしたちが失ったもの。
足りなかったのは想いなのか、勇気なのか。
それはもう思い出せないけれど。

もしあの時、
勇気が足りていたら、鎧は力を貸してくれたのかな。