日曜日だからNASDAQを考える。

最近調子に乗ってるあれ。NASDAQというのがあるのです。
ナスダックと読むそうですが、ダックとは言っても鴨でもアヒルでもなく。
北京ダックはおいしそうですが食べたことないのでわかりません。
当然、Dが付く関係者でもありません。

・・・ないよね?

まぁ違う前提で。

そもそもナスダックって新興企業向けのマーケットであって、ハイテクが主力のマーケットじゃないよね?
え?ちがうの?みたいなところで例によって例のごとく、じぶんが納得する感じで調べてみようかな。
みたいなお話。
 
 
ナスダックの正式名称は、
National Association of Securities Dealers Automated Quotations の頭文字をとったお名前。

んー。

そのまま翻訳すると、全米証券業界自動見積もり?
あーうん。ま、まぁ、なんとなく伝わる気もする。

世界初の電子株式市場であり、のちに自動取引システムを導入したそうな。
米国の自動証券取引所みたいなお名前なんだね。

大体どこでナスダックを調べても、みんな同じような表現をされていて。
新興企業向けであったりベンチャー向けであったりと表現は異なるものの、つまりは中小を対象とした証券取引所みたい。

指数として3つあるのかな?
ナスダック総合指数、3000以上のナスダックに上場する全ての銘柄から算出される値。
ナスダック100指数、ナスダックに上場する金融以外の上位100銘柄から算出される値。
ナスダック金融100指数、ナスダックに上場する金融銘柄の上位から算出される値。

昨今話題のQQQはナスダック100指数を採用しているので、金融以外の上位100銘柄で構成されるというお話に。
あと調べていて驚いたのですが、ナスダックは米国の企業以外でもナスダックに上場さえしていれば組み入れられるとのこと。

対してS&P500指数やダウ平均株価には米国企業であることが条件になっているとのこと。
む?意外と大きな違い?

ナスダック100指数に組み入れられる条件は以下のもの。
・米国内の上場がナスダックのみであること
・金融業でないこと
・1日あたりの出来高が平均20万株以上であること
・破産手続き中でないこと
・上場から2年以上が経過していること

あれ?
いちばん上の上場が米国内のナスダックのみであることって、つまりGAFAMはみんなナスダックにしか上場していないってこと?!
いやいや、まさかそんな・・。

と思って調べてみたら、GoogleさんもAppleさんもFacebookさんもAmazonさんもMicrosoftさんもナスダックに上場しているよ!

んんんん?

NYSEってあるよね、ええと、ニューヨーク証券取引所でしたっけ。
あれと同位置にナスダックがあるってことで、かつGAFAMはNYSEに上場せずにナスダックにのみ上場しているということ?

えーっと。
Google先生の検索窓で株価って検索できるじゃないですか。
例えば「株価 TWTR」でツイッターの株価がチャート付きで結果として表示されるのですが、ここのティッカーシンボルはこんな風に書いてあるのです。

NYSE: TWTR

これ、先頭の部分が取引所の名前になっていて。
NYSEだからニューヨーク証券取引所、つまりツイッターはニューヨーク証券取引所に上場しているということがわかります。

ふーむ。
であればアップルさんは?というと。

NASDAQ: AAPL

おおう。
ナスダックに上場していますやん!という結果。

ちなみにコカコーラさんや、マクド屋さんはNYSEです。
ペプシコさんはNASDAQなんですよね。

いやちょっとまって。
アリババさん、NYSEになってるよ。

むー?

あ、そういうことか。

上場先と、採用される指数の違いか。
米国外企業であっても米国の証券取引所に上場はできる。
でも米国の指数であるS&P500やダウ平均株価には採用されないよということか。
そんな中でナスダックは米国外の企業でも、米国での上場先がナスダックに限定されるのであれば、ナスダック100指数に入れてあげるよということなんだね。

つまり、アリババさんはニューヨーク証券取引所に上場しているからナスダック100指数には入れませんよ。
かつ、S&P500指数は米国企業であることが条件なのでS&P500指数にも入れませんよ。
でもニューヨーク証券取引所に上場しているから、取引はできますよ、ということなんだね。
ふむふむ。

昔はNYSEがオールド・エコノミーで、NASDAQがニュー・エコノミーで分かれていたそうですが、いまは曖昧になりつつあるとか。
確かにツイッターはニューっぽいもんね。だけどNYSEだし。
ついでに二つの証券取引所はライヴァルだそうな。(もっとあらそえー)

ニューとオールドの違いは、IT革命後のIT系企業がニューで、それ以前の産業がオールドという区別?なのかな。
えらいざっくりした区別だね。
ヤンキーども手抜き過ぎだろう。
 
 
ちょっと整理すると。
ナスダックというのは証券取引所のことで、ナスダック100指数というのはナスダックに上場している金融を抜いた上位銘柄。
ナスダック100指数には米国内での上場先がナスダックのみであれば、米国以外の企業でも含まれる。

ふむり。

ちなみにS&P500指数はNYSE、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を元に算出される。
だからええと、S&P500はナスダックの上場銘柄を含む米国の代表500企業を対象にした指数。

S&P500指数へ組み入れられる条件は以下のもの。
・米国企業であること
・時価総額が40憶米ドルを越えること
・浮遊株比率が最低50%あること
・4四半期連続して公表ベースで黒字であること
・浮動株調整後時価総額に対する年間売買高の比率が1.0以上であること
・時価総額が40憶米ドルを越える適正銘柄全体のセクター構成と等しいこと
・ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場する米国のすべての普通株式

ここから考えると、
ナスダックはハイテク銘柄に強いというのはGAFAMが全てニュー・エコノミー銘柄であり、企業規模が大きく、かつ、ナスダック100という指数だった場合、その総数のパイが小さいため影響が大きくなった結果。
ナスダックがハイテク銘柄に強いわけではなくて、上場している銘柄に影響を受けている状態。
なのかな。

S&P500指数との差異に関しては対象銘柄の総数もありそうだけれど、うーん。
産業、つまりセクターごとの比率に配慮しているS&P500指数に対し、ナスダック100指数はセクターごとの比率に配慮していない?

あれ?以前見たVOOのセクター構成は片寄って見えていたけれど、あれでも比率には配慮された形だったのか・・。
いちおうナスダック100指数にも1銘柄の比率が24%?を越える場合は特別な手当てがあるそうな。
逆に言うと24%未満なら時価総額が大きな企業ほど比率が大きくなるということだよね。
 
 
なんとなくわかったよ。

ナスダックはIT革命後のテクノロジー企業が多く上場する(GAFAMは全てナスダックにのみ上場)証券取引所。
ナスダック100指数は金持ち企業であればバンバン比率があがる指数。
弱点的にはセクター・ローテーションに耐性がないところかも。たぶん。

んー。

GAFAM相場といえば気になるニュースがあって。
反トラスト法でGoogleさんがメイン・ターゲットにされてるって、昨日ニュースでも話題にあがっていて。
AppleさんもFacebookさんもAmazonさんも同様に調査中とのこと。
記事的には割と本気だからって書いてあって、

案外ハイテク祭りの終焉は、GAFAのいずれかの企業の解体からはじまるのな・・とかぼんやり想像してみたのでした。