宇宙の片隅の誰もしらない冒険3、ファンタシースターオンライン。

その冒険のことは忘れない。

セガさんが世に送り出した家庭用ゲーム機向けオンラインゲーム。
ドリーム・キャスト専用ソフト、ファンタシースターオンライン。
 
 
ファンタシースターオンラインはプレイするゲームの難易度を選べます。
あれ?このあたりドリームキャストが死亡してしまったので曖昧ですが、最初に選べましたっけ?
最初に難易度選べなかったような気も。
ええと、クリアしたら上位の難易度でプレイできるようになったような・・。はてな。

オフラインをクリアしてひと息ついて。
うん。
そしたらもう行くしかないですよね。
世界へ。

オンラインの世界へ!!

びょいんびょいんって、ワープゲートをくぐって、光を抜けたその先。
ロビーだったっけ。
うーんと、そうだ。
オンラインだとロビーがあるんですよね。
こう、でっかい広場みたいなところだったと思う。まるーい感じの。

で、もうびっくりするくらい八方から吹き出しが飛んでくるのです。
「こんにちわー」
「こんばんわー」
「いらっしゃーい」
って。

当時えらい感動したっけ。

ファンタシースターオンラインのチャットは、よくあるチャット・ウインドウにもログが残るのですが、画面上に実際に吹き出しが出るんです。
こう、3Dモデルのキャラクターからしっぽをはやした吹き出し状の背景に文字が描かれた感じの。
まさに漫画とかの吹き出しのような絵が出るんですね。
これが画面外からでもにょいーんって伸びて届くようになっていて。
吹き出しは一定時間過ぎると消えちゃう感じ。
これセンスいいですよね。流石は中さん。

記憶ではファンタシースターオンラインではセリフの届く距離とかは設定されていなかった気がします。
その場に居合わせたひと全員にセリフが届いていたような思い出。

わたしはこのシステムが大スキでした。
誰とでも気兼ねなく会話が出来て、それこそ通りすがりの方も会話にまざってきたり、まざりにいったり。
もう、ロビーでひとと会うのがたのしくて。
新しい出会いがうれしくて。
ログインしてからずっとロビーでチャットしてたら気づくと朝みたいなことも多々あって。
出会ったひとみんなが仲間で、誰にでも声をかけるのが当たり前の日々でした。

たしかえーっと。
ブロック?
という区別でロビーが分かれていたのでしたっけ。
で、それぞれ目的と言うか、趣向ごとに集まりみないのが出来ていきましたっけ。
1ブロックは悪い子が〇〇してたりね。もー。
 
 
あ、ファンタシースターオンラインはオンラインだと部屋を作って冒険するタイプのMOになります。
4人までですよね。
あとハンターズカードでしたっけ?名刺みたいなシステムがあって。
お友達や仲間にそれを渡すと、カード経由で連絡とかできるようになる。
耳打ちチャットと、メールもありました。

なので大抵はロビーで近場のひとを勧誘して(冒険いこーって誘うと大抵みんなオッケーって付き合ってくれる)、カードを渡して。
部屋作ったから追いかけてきてーって。
人がいっぱいいる時とかは部屋にパスワードをかけて、パスワードをメールしたりしてたかな。
ひとが捕まらない時は先に部屋を作って、部屋名に「どなたでもー」って書いて乱入待ちでだらだら探検を進めるパターンも。
その場合でもですね、いっぱいひとが来てくれるんですよ。
ファンタシースターオンラインは。

「こんばんわー」
「じゃーん、さんじょーう」
「参加してもよいですかー?」
って。

時々やんちゃな子もいましたので、わたしはじぶんで作った部屋の場合は最初に「みんなで仲良くだよー」ってお願いしてました。
みんなオッケーって、参加してくれて。
親しくしてくださった方々も沢山いたのですが、わたしは基本ノラで仲間を現地調達する派でした。

あとあと。
ファンタシースターオンラインはですね。
ワード・セレクトというスゴイシステムがあるのです。
これ、何かと言うとですね。
セリフをメニュー操作で組み立てる機能で。

んーと。
「○○に」行こう」「みんな」
とか、
「△△だ」「助けて!」
であったり、
「わたしに」「任せて!」

みたいな感じで言葉を組み立てると、それがチャットに使えるのですが、なんと。
そのチャット内容が相手の言語設定に合わせて言語変換されるんです。
つまりですね、トワナナさんが日本語にしていて、パーティのAさんは英語、Bさんは中国語にしていた場合、トワナナさんの画面には日本語で、Aさんの画面には英語で、Bさんの画面には中国語で表示される仕組みなのです。

これ、スゴイですよね!

だから相手の国の言葉がわからなくてもワード・セレクトを使えば会話ができるんです。
ネットゲーム上の会話のやりとりって、大抵固定のワードで済んじゃうから。
それこそ動詞と名詞だけでなんとなく伝わる的な。
それをもう一歩便利にしたシステムなんですね。ワード・セレクトって。

最初は英語とか使われているからアメリカのひとかーとか思っていると、実はスウェーデンだったり、ロシアの方だったり。
アジア系の方も多かったですよね。
みなさん輸入したりして遊ばれていたそうで。

オレはカンフーファイターだ!って、韓国の方だったかな?
いつも乱入してくれる方もいて、たのしかったな。
あ、わたしの英語は変だとかよく言われてた。うひ。

キーボードを使うこともできたので、ワード・セレクト使わないで直接英語打ち込んでたりした時に言われてたっけ。
うへー。
みんな手厳しい。
学校の先生みたいだった。

あと、みんな言ってくれるんですよ。
どの国の方もみんな。

日本が大スキだって。

とっても、とっても嬉しくて。
わたしは彼らと過ごした時間をずっと忘れられないです。
 
 
面白いんですよね。
たぶん、みんな一度クリアしているからストーリーとか、世界観的なところは知っていて。
あーうん、ハクスラ系のゲームだったので、いわゆるレア掘りゲームと呼ばれるもので。
敵を倒した時にドロップするアイテムに確率で高価なアイテムが出ることがあって。
そのレア品を求めて日々掘り続けるみたいな。
なんですけれど、こう、場面場面で、ですね。
ピンチみたいなもに遭遇して。

思い出した。

ファンタシースターオンラインは武器を落とすんですよ。
キャラクターが死んでしまうと、メニューから復活地点(シティ)に戻ることでゲームを続けられるのですが、その時に装備していた武器をその場に落とす設定になっているんです。
つまり、よい武器を使っている程死ねない。
もちろん取りに戻ればいいのですが、キャラクターが死ぬという事態に陥る程の事態が待ち受けている場面なわけで。
またオンラインの場合、ネット回線が切れると最悪、部屋に戻れないこともあり、その場合はそのまま武器を失うことになります。
この仕組みが日常的に戦闘での緊張感を持たせていた気がします。

この仕組みを使って、オンラインで仲間の武器を持ち逃げする盗賊行為みたいな問題もあったりしました。
チートと呼ばれる改造アイテムをわざと戦闘中に床に置き、他人に拾わせ拾った相手をアカバンにする(アカウントが止められる状態。サーバー上で不正アイテムを検知するとその場でログアウトさせられる仕組みがありました)卑劣なひと達もいました。
ですが、それも含めての自衛意識であったり、危機管理であったり、仲間との信頼関係であったりもあったのではないかなって。

仲間を守る。
倒れた者を気遣う。
仲間のために死地へ戻る。

そんなことが当たり前に日々の中にあって。
たわいのない会話でダラダラとダンジョン奥深くへ向かいながらも、その時が来たら仲間のために身を挺して戦う。
そんなことも当たり前だったなって。

リリーでしたっけ。
一撃死の遠距離攻撃を放ってくる大きな植物の化け物がいて。
周りをリリーに囲まれて全滅みたいな・・。
そんな時に「わたしが戻る!」みたいに立候補するとちょっとテンションがあがる。

残ってるメンツは「よろしくねー」「はやくはやくー」みたいな緊張感ゼロのノリでダラダラ談笑チャットで盛り上がったりするのだけれど。
そんなところもファンタシースターオンラインらしさかなって。

ちょっと長くなってしまったので次回に続くよ。