宇宙の片隅の誰もしらない冒険5、ファンタシースターオンライン。

その冒険のことは忘れない。

セガさんが世に送り出した家庭用ゲーム機向けオンラインゲーム。
ドリーム・キャスト専用ソフト、ファンタシースターオンライン。
 
 
お話の続き。
わたしの作ったキャラクタはキャストと呼ばれるロボット種族でした。
うーんとなんでだったろう。

あまり覚えてないのですが、射撃系が強いクラス(職業)だったんですね。たしか。
ヒューマンが万能で、ニューマンがテクニック(魔法)に秀でていて、キャストが射撃に秀でている。
そんなバランス感だったと思います。

そいえば女性型キャストさんはメイドさんっぽいデザインです。
ファンタシースターオンラインは種族や性別ごとにモーションが異なるので、歩き方も違ったりします。
女性型キャストさんはよく「うきうき歩き」と言われていた気がします。
えーっと、どう書けば伝わるだろう・・。
「たったか」とか「てってけ」とか、そんな感じ?

ファンタシースターオンラインの射撃武器は短銃のハンドガン、長銃のライフル、散弾銃のショットガン、投射・・というかブーメラン?っぽいスライサーがあって。
キャストさんはその中でライフルとショットガンが扱える唯一のクラスでした。
わたしのキャストさんは勿論、ショットガンがメインウエポン!

ショットガンと言ってもこの世界のショットガンは腰だめ打ちをする大型のもので、先端がボウガンのようになっており、広範囲に複数の弾を同時に撃てました。
ああうん。大型のボウガンが近いのかも?放射型に5発くらい同時発射できる感じの。
連射性能が低いため、だいぶ戦い方に癖が出てしまうのですが、撃って逃げて、逃げて撃ってみたいな感じで。

うらー。

流石にショットガンだけではクリアまでは難しいので、ビーム状の刃先を持つセイバーや、ライフルなどを切り替えつつ戦うのがソロの時のスタイル。(赤パンでパンパンはね・・うん・・)

パーティープレイの時はキャストの持つ能力の1つ、トラップを見つける力でライフルを使って空中機雷を狙撃したり、敵の足止めをしたり。

数えきれない程のひとたちと一緒に探検しました。
たくさんのひとたちに仲良くしていただいて、大切にしてもらって。

あ、そいえばですね。
ファンタシースターオンラインって、一度キャラクタを作った後に作り替えとかできないのです。
最初に決めた外見とか、種族とか、クラスは・・半分種族固定だったのか。この時代は。
うん、最初に決めたらあとで変更できなかったのですね。
名前もカラーリングも。

だからというか、いや、やっぱりだからなのかな。

みんなスゴイ入れ込んだのですね。
思い入れを持ったというのかな。
最初に作ったキャラクタに。
じぶんの役割をこなすことに。

それと、2キャラ目を作るという文化がありました。
大抵1キャラ目でやれなかったことだったり、お友達や仲間とのバランスに合わせたキャラクタ構成になっていたような気がします。

わたしはというと、普段ロボットだったこともあって。

うう・・。

そうです!
ロボットさんはテクニック(魔法みたいなの)が使えないのです。
いわゆる所持量制限のあるアイテム以外での回復ができないクラスなのですね。
だからまぁ・・辛いのです。
ダメージが多くなる後半戦や帰還ができないボス戦(いちど死ねば戻ってこれる)でツラカッタ、とにかくツラカッタ思い出。

反対に位置する回復がバンバンできるクラス。
いわゆるテクニックに秀でたクラスをフォースと呼ぶのですが、ファンタシースターオンラインって、フォースの補助効果がとても高く設定されていて、バフというのでしたっけ。
攻撃力増加、防御力増加、回復効果など、フォースがいれば負けない!と断言できるくらい戦局が変わる。
その代わりフォースはめっぽう打たれ弱く、後半だと敵の攻撃が一発あたると即死するような脆弱っぷり。

そんなフォースに憧れ続けたロボットさんだったので、2キャラ目はフォースを作りました。

あ、そいえばフォースさん人口は少なかった気がします。
フォースは上にも書いたように支援に回るとめっぽい強いのでパーティーには渇望される役回りではあるのですが、直接戦闘には向いておらず、言い方を変えてしまうと「単独でのクリアが絶望的に困難」なクラスでした。
そのせいだったのでしょうね。

見つけたら確保だ!という感じで。

そして作った2キャラ目のフォース時代。
支援系キャラクタでのプレイがスキスキ大スキなひとでしたので、よくぬっころされて床に転がっていた気もしますが。(フォースの方は床掃除がお上手な方が多いと言われてましたっけ)
でも仲間の役に立てるのが嬉しかったなって。

ファンタシースターオンラインのテクニックには射程があるので、回復テクニックであっても対象に近づく必要があります。
バフをかける時も狭い通路や入り口でひとが集まるタイミングを図ったり、「あつまってー」って声掛けをしたり。
乱戦中であれば敵の中をかいくぐって仲間の元へ駆けてゆき回復やバフを行います。
これ。テンションどんどこあがる!
じぶんの身を顧みずに支援が必要な仲間の元に駆けていく。
ね、テンション上がらない訳ないよね。

途中でお約束のようにぬっころされて、皆にだめでしょって怒られるのですが。

2キャラ目もみんなに大切にしてもらって。
いや、2キャラ目の方が大切にしてもらっていたような気も・・。
ううむ。ちょっと複雑な気持ちになって来たかもだよ。
 
 
思えばレアのドロップ運はとんとないキャラ達でした。
あれ?いやちょっとまって。
何か持ってた。
2キャラ目のセクションIDはレッドリアで、杖が出たような?
ああ、そうだ。
羽の生えた杖。
どこぞのカード・キャプターふんたらさんが持っているようなの。
ええと、ええと。

欲しくて欲しくて超絶不人気の洞窟ばかり探検してたような思い出の。

カジューシース!

何と言うかアレなんですよね。
ファンタシースターオンラインのレアって、意識失うくらい周回しても出ないのがデフォルトだから、ポヨンってドロップしても実感とか感動か湧かなくて。
あーいつものね、はいはい。みたいな感じでクリアまで忘れちゃうことが多くて。

あ、レア品は鑑定が必要な状態でドロップするんでしたっけ。
シティに鑑定屋さんがいて、そこでお願いしないと中身がわからない的な状態。
んー?でもわからない状態でも装備できたような気も。

探検中だとなんというかこう、作業感溢れてしまっていて。
ボッチの時はほら、拾って、倒して、拾って、倒して、みたいな組み立て工場的な感じ・・みたいな。
そのうち何も感じなくなって、周回した回数だけをメモに残すようになって。
まだ足りない、もっと、もっと周回しないと!みたいな。
当時のセガさんの公式サイトにはユーザーが自由に書き込める掲示板があって、周回報告スレみたいなツリーがいつもありましたっけ。

嬉しかったなぁ、カジューシース。
こう杖の先端に小さな羽が生えているのですが、杖を振ると羽のエフェクトがひらひらって舞うんです。
羽はしばらくすると消えてしまって、ちょっと幻想的な感じ。
フォースは位置づけ的に魔法使いで、やっぱり杖とか使いたいなって。
性能云々よりも見た目ジャスティスな。

攻略本とかもいっぱい読んだっけ。
こんなレアがあるのかー!うおー!これもほしいーあれもほしいー。
どれから掘るかー、どこに籠るかーって。

普段レア品を持つことが少なかったこともあって、手に入れた翌日とかウッキウキで素振りしてたり。
あ、そうか。
それで当日ノラのパーティーでご一緒した方で、わたしもカジューシース探してるんだーって方がいて、あげちゃった記憶。
また出るからいいよーって。

出なかったけど。

ワンデイの思い出でも不思議と「やったじぇ」感で後悔とか全然なくて。
うん。
相手の方もすごく喜んでくれてたから、カジューシースも喜んでいたと思う。

って、今検索してみたらレッドリアではカジューシース出ないよ。
あれれ。
ブルーフルだと出ると書いてあるから、1キャラ目の方で出してたのかも。
記憶曖昧だ。

ん?
だとすると何で洞窟に入り浸ってたのだろう。
カジューシースが出土するセクションIDでも場所は遺跡って書いてあるし。

「何か洞窟はダンジョンっぽいからイイのが出そうな気がするよね!」とか頭の悪そうなことを言ってたような、言ってなかったような・・。

はふん。

今でも思い出します。

テレホタイムが待ちきれなかった日々のこと。
モニタに映る宇宙に胸躍らせた日々のこと。

生まれた国も、交わす言葉も違う。
相手の名前さえ知らないまま、時間を忘れ笑いあっていたこと。

ありがとう。
みんなのことが大スキでした。